不利なレートで注文を入れる逆指値注文に対し、指値注文は価格が下がったら買う、上がったら売るという想像のしやすい注文方法です。MT4での裁量トレードやEAにおいては、単純に相場の上下を予測し、売買のレートを決め、そのレートで売買するように注文を発注しておきます。たとえば現在の相場が1ドル=100円の場合に、相場が下落しそうだと予想したのであれば、「1ドル=98円で買う」という指値注文を入れておけば、そのレートに達したときに自動で買いの注文をしてくれます。MT4での指値注文の方法は以下のとおりです。
- MT4上部のツールバーの「新規注文」をクリック。
- 「注文種別」から「指値注文」を選択。
「有効期限」にチェックを入れると有効期限の設定が可能です。有効期限が過ぎた指値注文は自動的にキャンセルされます。
もちろん指値注文は、指定したレートに達しなかった場合は約定されません。現在のレートとかけ離れた指値を指定すると、注文が成立する可能性が低くなってしまいます。現在の相場状況に応じたレートで指値を指定することがポイントです。注文を変更したい場合は以下の手順で行ってください。
- MT4左のターミナルウィンドウの「取引」タブを選択。
- 変更したい注文を選択し、ダブルクリックする。
- 「注文の発注」画面が表示されるので、注文の変更を行い「注文の変更」を行う。